コミュニケーション

【俳優が教える】印象アップのための3つのワーク②声・興味編

こんにちは、アートな人生クリエイター・荒巻まりのです!

前回に引き続き、俳優のレッスンで取り入れていることも交えながら、印象を良くするワークを解説していきます。

前回のブログはこちらから

1.印象を良くするためには?
2.印象を良くするための3つのワーク
 ▶︎印象を良くするために、表情を素直にあらわせるようになろう!
 ▶︎聴きとりやすい言葉を使って印象を良くしよう!←今回はここ!
 ▶︎相手に興味や愛を持つことが、印象を良くする土台になる!←今回はここ!

▶︎聴き取りやすい声を使って印象を良くしよう!

次は声についてです。

メラビアンの法則でも38%を占めていました。

 

その人の本当の声を見つけるにはプロに見てもらった方が早いのですが、ここでは自分でもできる最低限の聴きやすい声を作るコツをお伝えします。

最低限聴きやすい声を作るポイントは二つあります。
滑舌声量です。

順番に見ていきましょう。

 

▷滑舌

私の話になりますが、私の旦那さんはまぁまぁ滑舌が悪いんです。笑
やっぱり滑舌が悪いと聞き取れないこともままあるわけで…何度も聞き返したり、聞くのを諦めて流すこともあります。
大好きで結婚した相手ですらそうなのですから、自分のことを別に好きでもない相手に根気よく聞いてもらうなんて、かなりの負担を強いることになるのがわかりますよね。

 

人によって滑舌が悪い理由は様々なので、実際に見てみないとわからないこともたくさんあるのですが、ほとんどの場合改善する方法があります。

口をしっかり開けて動かすことです。

日本語の特性もあるのでしょうが、ほとんどの人が口をあまり開けずに喋っています。
腹話術のように口を開けずにしゃべっても中がしっかり動いていればはっきりとした発語はできるのですが、中も動いていず、口も開いていないと滑舌が悪くなります。

そういう意味では腹話術を練習するのもありかもしれません!
興味のある方は是非試してみてください。

 

ではこちらも準備運動からやりましょう。
自分で思っているほど口が開いていないことがほとんどなので、必ず鏡を見てくださいね。

 

準備運動

すっごく酸っぱくて固くて歯にくっつくレモンのチューインガムを想像してください。
それを、目や頬や口、顔の筋肉を最大に動かして噛みます。
口の中のいろんなところにくっつくのを想像しながら、30秒ほどやりましょう。

口を動かす

言葉はなんでも変えて良いのですが、
「私の名前は〇〇です。」
を練習してみましょう。

①普段喋っているようにしゃべってみます。

②母音のみでしゃべります。

わたしのなまえはマルマルです
→watashino namaeha marumaru desu
→aaio aaea auau eu
→ああいお ああえあ あうあう えう

という感じで母音だけを抜き出し、できるだけ大きく口を動かしながらゆっくりしゃべってみます。

③大きく動かした口の軌跡を思い出しながら、母音で普通のスピードでしゃべります。

④普通の言葉に戻し、母音と大きく動かした口の軌跡を思い出しながら、でも変ではない範囲の動かし方で、普通のスピードでしゃべります。

普段のしゃべり方では全然動かしていないのがわかりましたか?

小説半ページでも資料でも良いので、1日に1回この①〜④を通って練習してみてください。
格段に変わると思います!

 

▶︎相手に興味や愛を持つことが、印象を良くする土台になる!

最後に、これさえ押さえておけば表情も言葉もはっきり動いていなくても悪い印象にはならないと私が思っている、対象への興味についてお話します。

 

自分含めて周りのものに興味、好感を持っている相手を無下にはできないのが人間です。

そのためには相手が自分を好きになってくれる前に、自分が相手へ好感を持つ必要があるのですが、そうは言っても相手によってできたりできなかったりしますよね。

 

では、どうしたらどんな相手でも興味を持てるでしょうか?

 

例えば、相手と過ごす時間は、自分にいい影響をもたらす運命的な時間だと想像してみます。

いい影響くれないかなぁと探るんじゃなく、どんな相手でも絶対にいい影響があると確信して接するんです。
相手に対して開くのがわかりますか?

相手が自分に恩恵を与えてくれると信じられれば、開くことが多いんです。
わかりやすくてサイコーですね。笑

 

そして、もし具体的にいい影響を感じられなくても、実はすべてのものから学びや恩恵を受け取ることって自分次第でできるんです。

今日会う相手の人が自分にかけてくれている時間、してくれた準備、相手と話すことで自分の価値観やモヤッとするポイントがわかってまた次への行動が生まれること、自分の好き/嫌いな時間の過ごし方、会う空間を作ってくれた人やそこで働いてくれている人の数、交通手段を動かしてくれている人や技術などなど…
思いを巡らしてみると、今日相手と出会うことで、たくさんものを受け取れることに気づきませんか?

下手に出ずに対等にそれを受け取りながらその場に存在すると、きっと目がキラキラして、相手への愛も溢れることでしょう♡

 

 

良い印象を与えるための3つのワーク、いかがでしたか?

具体的なことから精神的なことまで、どんな個性でも印象アップできるものを載せてみました。
表情や発語は一朝一夕には大きく変わらないので、ぜひ続けてみてくださいね。

 

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アーティスト、俳優
荒巻まりの
東京芸術大学デザイン科を卒業したのち、新国立劇場演劇研修所で学ぶ。二児の母。 「ありたい自分に立ち戻れる絵」をテーマに、現実と見えない世界を共存させるアーティスト。 美術予備校講師、新人向け俳優レッスン、プレゼン講師の父とコラボで存在感アップ研修の開発をしたりと、講師業とも切り離せない人生である。 好きなものは、青、金色、幾何学模様。 アルシュという龍神のお爺さん、エトワールという武装した女性のハイヤーセルフと時々お話しする。
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