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【スランプ】自分の絵が嫌いになりそうな時の対策まとめ

こんにちは、アートな人生クリエイター・荒巻まりのです!

好きではじめたはずなのに、絵を描くことが嫌いになりそう…

絵を描く人は多かれ少なかれみんなしている経験じゃないでしょうか?

 

私も予備校時代に描きかけの絵を破って近くの神社に逃亡したり、大学時代には講評が終わった直後の作品を一瞬も見ていたくなくて破壊して捨てたりした思い出があります。

ほとんどが、自分の思うようなものが作れない…と、理想と現実のギャップに苦しんでいる時だと思います。

好きだったものを嫌いだと思うのはつらいですよね。

そんなスランプから抜け出す可能性のある方法をまとめてみました!

1. 自分の絵が嫌いになりそうな時は、一回、完全に忘れ去る。
2. 自分の絵が嫌いになりそうな時は、他の人の作品をたくさん見る。
3. 自分の絵が嫌いになりそうな時は、数を描く。
4. 自分の絵が嫌いになりそうな時は、やめたくない理由を書き出す。

1. 一回、完全に忘れ去る。

1日でも1週間でもいいですが、絵のことを投げ出して忘れ去り、他のことに没頭するのがオススメです。

この時のポイントは、他のことに没頭する、というところです。

映画鑑賞でも、料理でも、寝ながらマンガでも、おしゃれでも、アウトドアでも、なんでもいいのです。
その時に身体から必要だ!とサインがきたものに、夢中になってやりきります。

 

すると滞っていたエネルギーが流れはじめて、次に絵に向かった時に不思議と描けることがあります。

睡眠を取ると起きていた間に得た情報が整理されるといいますが、時間をおくことで問題が整理されたり、頭でわかっていたことが身体に落ちることもたくさんありますよ。

 

2.他の人の作品をたくさん見る。

他の人の絵を、検索したり本屋さんに行ってたくさん見ます。

できれば今行き詰まっているジャンルのものがいいでしょう。

自分の中に答えが見つからない時は真似をする!
というのが私の中では良い絵を描く鉄則です。

もちろん、悪意を持って表現をまるごと真似するのは問題があるので、模写レベルの真似は練習の時だけにとどめてくださいね。

 

ただ、ポーズが描けない、色が決まらない、構図がマンネリなど、上手くいかない一部分だけを真似して取り入れる分には、自分の手と合わさってたいてい真似したようには見えないので大丈夫です。

うまい人のいいところをどんどん参考にして、自分の表現にしていきましょう。

 

3.数を描く。

なんでもそうですが、慣れると余裕ができます。

バイトのはじめはレジ打ちしかできなくても、数をこなして慣れてくると、合間に品出しに行ったり補充をしたり、どんどん他のことも並行してできるようになりますよね。

 

同じように、うまくいかなくて手詰まりだと思っているという時は、まだ余裕ができるほど数をこなしていないという場合も多々あります。

 

私も藝大入学時、受験絵画はたくさん描いてきていたものの、他の絵やデザインが全然うまくできなくてもう逃げたくてしょうがなかったです。

受験絵画以外のインプットもアウトプットも極端に少なく、使いこなせるほど数をこなしていなかった中でいきなり実践の海に放り込まれて溺れかけていたんですね。

 

描きたいジャンルがあったら、模写でもデッサンでもいいのであらゆる方向からとにかく数をこなす。

遠回りのようで、意外と近道だと思います。

 

4.やめたくない理由を書き出す。

3つ目までは、軽い行き詰まりへの対処でした。

 

4つめは、もう自分はなんで絵を描くのだろうレベルで長期間悩んでいる人向けです。

 

つらいなら、やめちゃえばいいんです。
それでもやめないということは、そこに葛藤がありますね。

絵をやめたい理由と、絵をやめたくない理由を書いてみてください。

 

書けましたか?

 

そうしたら、出てきた答えに「どうしてそう思うの?」「それでどうしたいの?」とどんどん尋ねていってください。

例えばこんな感じです。

絵をやめたい

上手く描けないから

上手くないと売れないから

売れたいから

お金持ちになりたいから!

やめたくない理由も見てみます。

絵をやめたくない

自分の一番得意なことだから

人に褒められたし、続けてきたから

もっと多くの人に認めてもらいたい

売れたいから

お金持ちになりたいから!

これはサンプルですが、不思議なことにたいていの葛藤は同じところに行き着くんです。

どちらにせよ自分の目的をかなえてあげるために無意識に行動してるのですが、それが引っ張り合っちゃってるんですね。

だから、絵をやめてもやめなくても大丈夫です。

どっちでも大丈夫、目的に向かってるとしたら、あなたは今からどう行動しますか?

 

 

今回は、絵のスランプから抜け出す方法をまとめてみました。

合う方法はありましたか?

 

自分の絵が好きだー!
描いててワクワクする!
という人がたくさん増えますように。

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アーティスト、俳優
荒巻まりの
東京芸術大学デザイン科を卒業したのち、新国立劇場演劇研修所で学ぶ。二児の母。 「ありたい自分に立ち戻れる絵」をテーマに、現実と見えない世界を共存させるアーティスト。 美術予備校講師、新人向け俳優レッスン、プレゼン講師の父とコラボで存在感アップ研修の開発をしたりと、講師業とも切り離せない人生である。 好きなものは、青、金色、幾何学模様。 アルシュという龍神のお爺さん、エトワールという武装した女性のハイヤーセルフと時々お話しする。
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